なすの種類

ナスの種類(世界)

古くから親しまれてきたナスには、たくさんの種類があります。

米ナス

その一部をご紹介しますと、まずは私たちが良く知っているナスにアメリカの「米ナス」があります。

こちらは日本でもよく使われています。葉や実が大きく黒紫色です。

スペインの丸ナスは私たちが知っているナスの色でもう少し黒く光っていて、胴の部分が丸く卵形ものです。

もう一つのスペインのナスに「しまナス」というのもあります。

こちらは丸ナスと同じような形ですが、色が赤紫っぽく白色と縦じま模様に混じっているのが特徴です。

またスペインにも長ナスがあり、こちらは日本のナスの形によく似ていますが、色がもう少し薄めです。

タイのナスは変わっていて、日本の長ナスよりも細く長いものです。

「白茄」という名で、その名のとおり色は白色です。

また中国には「灯泡茄」というのがあり、これもスペインの丸ナスに形は似ていますが、色が赤紫と紫の中間のような色になっています。

上海には「条ナス」という品種があり、タイの「白茄」よりもさらに細くて長く、色は日本のナスのように黒紫です。

中国にはこの他「沈茄二号」というのもあります。

色は黄緑色で、形は日本の長ナスによく似ています。

また「西安緑茄」というのも中国にあって、色は黄緑色で形は丸ナスのような卵型になっています。

その他、ミャンマーには「青丸ナス」という品種もあり、色は白と黄緑色の間のような色で白い縦じまがあり、形は丸く小ぶりです。


ナスの種類(日本全体)

日本のナスの種類も世界に劣らず、たくさんあります。

その数なんと70種ちかく。

現在では病気に強くて料理しやすい形の長ナスが一番売れていますが、その地方その地方には色々な形のナスがあります。

ナス

まず全国的に知られているナスをご紹介します。

「大長ナス」は中国から、夏が暑く栽培期間の長い九州につたわりました。

長さは40~45センチくらいです。

「長ナス」は一番の定番でよく八百屋さんやスーパーでもみかけます。

20~25センチくらいです。

「丸ナス」は、スペインや世界にもありますが、日本へは中国から朝鮮を通って北陸地方に渡ってきました。

大きいものは1キロ近くもあります。

「卵型ナス」は北陸地方に伝わった丸ナスが、関東地方で卵型に変化したものです。

「長卵形ナス」は長ナスと卵型ナスの中間の大きさで、寒暖に強いことこから、南北に長く気候が全く違う日本でも、全国で栽培されている品種です。

「小丸ナス」は、寒くて栽培期間の短い東北地方に伝わったときに、丸ナスが小さく変化したのものです。

その重さは約10~20グラムです。

「米ナス」は世界の種類のところにも出ましたが、葉や実が大きく育つことが出来、葉に切れ込みがあるのが特徴です。

実は黒紫色で、ヘタは緑色です。アメリカの品種ですので「米ナス」と呼びます。


ナスの種類(日本各地)

日本全国で親しまれているナス以外にも、地方に行けば、その土地独特の種類や呼び方が
あります。

秋田県 「河辺長(かわべなが)」という長ナスがあり
「仙北丸(せんほくまる)」という丸ナスもあります
岩手県 長ナスを「南部長(なんぶなが)」と呼びます
宮城県 「仙台長(せんだいなが)」といいます
山形県 「民田(みんでん)」新潟県には「魚沼巾着(うおぬまきんちゃく)」という
丸ナスがあります
埼玉県 卵型ナスで「真黒(しんくろ)」という種類があります
愛知県 「橘田(きった)」という長ナスがあります
京都府 「加茂(かも)」と「もぎ」という丸ナスがあり、
「山科(やましな)」という卵型ナスもあります。
奈良県 「千成(せんなり)」という卵型ナスがあります
大阪府 「大阪中長(おおさかちゅうなが)」があります
兵庫県 「大市(おおいち)」という長卵形ナスがあります
高知県 「十市(とおち)」という丸ナスがあります
島根県 「松山長(まつやまなが)」という長ナスがあります
愛媛県 「松山長(まつやまなが)」という長ナスがあります
福岡県 「博多長(はかたなが)」という大長ナス、「久留米長(くるめなが)」という
大長ナスがあります
宮崎県 「佐渡原(さどわら)」という長ナスがあります

ナスの分類

ナスの分類は、界=植物界(plantae)門=被子植物門(magnoliophyta)網=双子葉植物網(Magnoliopsida)目=ナス目(Solanales)科=ナス科(Solanaceae)属:ナス属(Solanum)種=ナス(melongena)で、和名を茄子、英名をEggplantと言います。

ナス

日本では一年生植物ですが、熱帯地方では多年生植物となります。

日本でおなじみのナスは一年生植物のため、冬になると枯れますが、これは日本の気候がナスにとっては寒いからです。

熱帯地方では気温は最低でも18度はあるので、ナスは枯れません。

またナスの茎は空洞ではなく、木の幹のようになっています。

このため収穫し終わったナスのかぶで、炭を焼くこともできます。

ナスは分類上、木か草かといわれると、日本では草ですが、熱帯地方のインドなどでは木ということになります。



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